Safariでスクロールバーを表示させる方法:SimpleBar JavaScriptライブラリの導入

Safariでスクロールバーを表示させる方法:SimpleBar JavaScriptライブラリの導入
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Safariでは、デフォルトでスクロールバーが自動的に隠れる設定になっており、スクロールするまで表示されないことがあります。特にコンテンツが多いウェブサイトでは、ユーザーにとってスクロールバーが常に表示されている方が便利な場合があります。この記事では、SimpleBarというJavaScriptライブラリを使用して、Safariで常にスクロールバーを表示させる方法を紹介します。

SimpleBarとは?

SimpleBarは、カスタマイズ可能なスクロールバーを簡単に導入できる軽量なJavaScriptライブラリです。このライブラリを使用することで、どのブラウザでも一貫したスクロールバーのデザインと動作を実現できます。

SimpleBarの導入手順

1. SimpleBarのインストール

まず、SimpleBarをプロジェクトに追加する必要があります。CDNを使用する方法とnpmを使用する方法の2つがあります。ここでは、CDNを使用する方法を紹介します。

HTMLファイルにCDNリンクを追加

HTMLファイルの<head>セクションに以下のリンクを追加します。

HTML
<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/simplebar/6.2.5/simplebar.min.css" />

<body>セクションの終わりに以下のスクリプトを追加します。

HTML
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/simplebar/6.2.5/simplebar.min.js"></script>

2. HTMLにSimpleBarを適用

次に、スクロールバーを表示させたい要素にdata-simplebar属性を追加します。また、スクロールバーを常に表示させるために、data-simplebar-auto-hide="false"属性も追加します。

HTML
<div data-simplebar data-simplebar-auto-hide="false" style="max-height: 300px;">
  <!-- スクロール可能なコンテンツ -->
  <p>コンテンツがここに入ります。</p>
  <p>コンテンツがここに入ります。</p>
  <p>コンテンツがここに入ります。</p>
</div>

この例では、div要素にdata-simplebarおよびdata-simplebar-auto-hide="false"属性を追加し、最大高さを300pxに設定しています。この要素のコンテンツが多い場合、カスタムスクロールバーが常に表示されます。

3. カスタマイズ (オプション)

SimpleBarのデフォルトスタイルをカスタマイズしたい場合は、CSSを追加することができます。たとえば、スクロールバーの色を変更するには、以下のようなCSSを追加します。

CSS
.simplebar-scrollbar::before {
  background-color: #3498db; /* スクロールバーの色 */
}

まとめ

SimpleBarを使用することで、Safariでも常にスクロールバーを表示させることができます。このライブラリは他のブラウザでも一貫した動作を提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるのに役立ちます。ぜひ試してみてください。

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Author

WARACRO(ワラクロ)

2018年に起業し、Webデザイナー・WebディレクターとしてWordPress案件を中心にWeb制作のお仕事をしています。
このブログでは、Webサイト制作に関する情報をお届けしています。

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